• "期間"(/)
ツイート シェア
  1. 大田区議会 2013-06-19
    平成25年 6月  スポーツ・観光推進特別委員会−06月19日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成25年 6月  スポーツ観光推進特別委員会−06月19日-01号平成25年 6月  スポーツ観光推進特別委員会 平成25年6月19日                午前10時00分開会 ○飯田 委員長 それでは、ただいまから、スポーツ観光推進特別委員会を開会いたします。  はじめに理事の選出を行います。  委員の皆様にお諮りいたします。理事は2名とし、合同委員長会で確認のとおり、委員長による指名推選によりたいと思いますが、これにご異議はありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○飯田 委員長 ご異議なしと認め、委員長より指名をいたします。  理事に押見委員金子委員を指名いたします。  これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○飯田 委員長 ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました、押見委員金子委員が理事に決定いたしました。  以上をもって、理事の選任を終了いたします。  続きまして、調査事件を一括して上程いたします。  ただいまより、理事者から調査事件に関してご報告いただきますが、委員の皆様からは、特別委員会の設置趣旨を鑑みていただき、報告された案件の質疑に限らず、さまざまなご意見・ご提案を積極的にいただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  では、調査事件報告をお願いいたします。 ◎青木 観光課長 それでは、私のほうから6件ほどご報告をさせていただきます。  それでは、まず第1番目でございます。冊子「View2013―産業支援策ガイドブック―」をお配りさせていただいております。こちらのほうは、産業経済部事業概要ということでございますが、私どもの観光の部分もございますので、観光の部分というところで、今日はご説明をさせていただきたいと思ってございます。  観光の部分は、開いていただきますと、79ページからになってございます。79ページをお開きいただければと思います。観光政策の推進というところで、79ページからずっと今年度の事業の中身、それから昨年度実施した事業の結果というものを整理させていただいてございます。
     79ページが訪日外国人旅行者受入環境整備事業というところで、これまでやってまいりました外国人旅行者受け入れ環境を整備するという事業を、今年度も引き続きやっていくというところでございます。79ページと80ページがそちらでございます。  81ページのほうをお開きください。81ページのほうは、まちかど観光案内所事業ということをやっておりまして、現在107カ所まちかど観光案内所といいまして、区内の飲食店でありますとか、店舗でありますとか、特に東急電鉄の駅はまちかど観光案内所ということで登録をいただいて、パンフレット等の配布をしているところであります。こちらのほうの制度は、今年も引き続き実施をしていく予定でございます。  81ページの下のほうは、大田観光協会への支援ということで、大田観光協会が行う観光まちづくり事業に対して支援をさせていただいているというものでございまして、ずっとその後、82ページから83ページ、84ページ、85ページ、86ページの中段まで大田観光協会補助事業の中身というところで、これまで実施してきたものを整理させていただいてございます。  86ページの中段のところ、品川・大田広域観光まちづくりの支援というのがございます。こちらのほうは、品川区と大田区の観光協会が共同で観光まちづくりを進めるための協議会をつくっておりまして、もう既に今年で5年やっているものでございます。昨年は、こちらのほうの協議会でいわゆる舟運実験ということをしたという実績がございますが、今年も引き続き品川と大田の広域の観光まちづくり推進協議会の支援というのを進めていく予定にしてございます。  広域というところでございますので、こちらのほうは品川・大田の広域まちづくりというところでございますけれども、先日、川崎市との産業連携ということも結んだ中で、観光の連携というのも川崎市ともしていくということで、協定を結んだところでございまして、今、こちらのほうは品川・大田の広域観光まちづくりというところでございますが、広域の自治体との連携という意味では、これから川崎市との連携というのも進めていくというところで、今、検討を進めているところでございます。  88ページ、これは新規事業になりますが、観光まちづくり推進支援事業と申しまして、観光まちづくりを推進する団体であるとか、事業者の支援をしていこうという事業でございます。こちらのほうは、資料2に詳しくご説明させていただく場面がございますので、そちらのほうでもう1度詳しく説明させていただきます。  下のほうは、観光まちづくり助成金というのは、もう今年は終了している事業でございまして、昨年までNPO法人大森まちづくりカフェのご支援をさせていただいているというものです。  89ページ、こちらも新規事業でございまして、大田区産業観光促進事業、こちらのほうも今日、詳しいご説明を後で資料3のほうでさせていただきます。  89ページの下のほう、インバウンド誘致事業インバウンドというのは、外国からのお客様を誘致しようという事業でございまして、これまでも、例えば外国語のパンフレットを海外で配布するという事業を行ってまいりましたが、今年から少しレベルアップいたしまして、国の観光庁が実施しているビジット・ジャパン地方連携事業というのがございまして、こちらのほうに参画をして、観光庁の支援も受けながら、インバウンド、海外からのお客様を誘致していこうというのを今、取り組みつつございます。  90ページがそれに関連した観光情報の提供というところでございます。こちらのほうは、先ほど申し上げたビジット・ジャパン地方連携事業の中で実施をしていくことにしてございます。  91ページ、MICE誘致事業というのがございます。MICEというのは、そこにもございますが、MICEのMはミーティング、会議とかセミナー、MICEのIはインセンティブ・ツアー、いわゆる企業等が行う報奨旅行、MICEのCがコンベンションとか、いわゆる学会とか国際会議、それからMICEのEがエキシビション、展示会というところ、その頭文字をとってMICEという言い方をいたしますが、こういったものの誘致というものも、そろそろ大田区として進めていこうと考えてございまして、今年は、国際ミーティング・エキスポという展示会で大田区のPRをしようというところで、今準備を進めているところでございます。  91ページからは、昨年行いました「梅ちゃん先生」の観光PR事業ということで、整理をしてございまして、その結果でございます。  93ページ下のほうに、映画・ドラマ等を活用した観光PR事業、こちらのほうは新規事業でございます。こちらのほうは、これから秋をめどに、例えば大田区でロケをしたいとかという場合、そのロケ支援の窓口というのは、実際には私ども観光課のほうにご相談がもう既にあって、ロケ支援をしているのですけれども、それをはっきりとロケ支援の窓口というものを、私どもの観光課の中に開設をするということを、しっかりと皆さんのほうに内外に周知をして、窓口を開設しましたという形を整えた上で、映画・ドラマ等を活用して、観光PR事業を進めていこうと考えているものでございます。  94ページ、95ページは、皆様ご存じと思いますが、大田区観光大使、来〜る大田区大使と観光PR特使の部分でございます。  96ページ、97ページのあたりは、観光情報の発信というところで、パンフレットの作成でありますとか、観光産業情報コーナーでありますとか、羽田空港の観光情報コーナーというところになっておりますが、98ページに行っていただきますと、京急品川駅の観光情報コーナー新規事業でございまして、こちらのほうは、今年の5月1日に京急品川駅の下り線のホームの中に観光情報コーナーを開設いたしました。  実際、そちらにありますように、平日の午前10時から午後8時、土曜・休日の午前10時から午後6時という時間帯でオープンしてございます。パンフレットを置いてあったり、今は下町ボブスレーのパネルの展示等もしているところでございます。パンフレット等の配布枚数というのは、こちらでは非常に多くなっておりまして、これまでも既に延べ2万部ほどのパンフレットがこちらのほうで配布されているというところございます。  最後のページ、ここが観光の部分が最後でございます。99ページ、観光関連事業者等との連携というところでございます。ここは、ホテルでありますとか、あともちろん観光協会もそうですけれども、あと鉄道事業者でありますとか、運輸関係者、こういう観光関連の実際に事業を行っている事業者の方々との連携の場面というものをつくってございます。それを年に何回か実施して、こちらのほうでお声がけをさせていただいて、皆さんの交流の場、情報交換の場を提供しておりますので、そういったものでございます。  資料番号の2でございます。先ほど少しご説明いたしましたが、観光まちづくり推進支援事業補助金という新しい補助事業制度を創設させていただきたいと思っています。ホチキスでとまっておりますが、二つの事業がこの中にはございます。  一つ目、1枚目が観光まちづくり推進支援事業補助金となっておりまして、観光まちづくりをする団体様を対象に、観光まちづくりを進める事業に対して、補助事業として10万円、活動費の2分の1、1申請増減につき10万円という補助金の制度をつくらせていただくというものでございまして、そちらにありますように、会員が2名以上の区内に活動拠点を有する観光まちづくりを推進する事業団体等の方を対象にしていきたいと考えているところでございます。  こちらのほう、7月1日から7月31日までが応募期間とさせていただく予定でございます。10万円で予算上は5団体50万円の予算というちょっとわずかな額かもしれませんが、そのような中身になってございます。  2枚目を見ていただきますと、2枚目は、同じ観光まちづくり推進支援事業でございますが、少し対象が変わりまして、外国人おもてなし促進事業補助金、こちらのほうは、先ほど申し上げたまちかど観光案内所でありますとか、あと大田区ウェルカムショップという外国人をもっとお店にいらしてください、ウェルカムですよというショップを登録する制度というのをもう2年前からやっておりますが、そちらのほうの方々は、実際に例えばお店のメニューであるとか、看板であるとか、そういったものを多言語化したい、もしくは通訳案内サービスのようなことを実際には受けたいというときに、実際に多言語化を促進するお店とかレストランが、多言語化を促進するための事業に対して補助制度を一部補助させていただくという制度でございまして、補助金の交付額は、やはり補助対象経費に2分の1を乗じた額で、1申請につき5万円というものでございまして、こちらのほうは、予算上10カ所分の予算がついているというところでございます。こちらのほうも7月1日から応募させていただきたいと考えているところでございます。  資料番号3、産業観光促進事業でございます。産業観光促進事業のほうは、いわゆる産業観光、大田区の産業を観光資源としても活用しながら、観光客、来訪者の誘致を図っていきたいという思いから出ている事業でございまして、今年度から少し進めていこうというところで、新規事業として立ち上げさせていただいているものでございます。具体的な取り組みというところで大きく分けますと、1から3までの資料の中にあります、大きな事業がございます。  一つ目は、見学者等受入整備に向けた展開というものでございます。こちらのほうは、実際に産業といってもものづくりだけではございませんが、例えば、いわゆる産業の工場でありますとか、そういったところを見学される方の受け入れをさまざまに整備していこうと、受け入れのいろいろな障壁といいますか、そういったものを取り除く、もしくは受け入れのための拠点を整備していこうと、そういった事業でございます。  (1)が、仮称でございますが、大田区産業観光資源整備事業補助金制度の制定というところでございまして、こちらのほうはわかりやすく申し上げますと、見学を受け入れたいという企業が、実際に受け入れるにあたって、例えば、見学者用のヘルメットがないのだけれども、やはり安全性を考慮したものを用意しておきたいのだけれども、何か支援がないかとか、もしくは説明用のパネルとか、そういったものもないのだけれども、それは、やはり自分のところで用意するのはなかなかきついのでというお声にお応えするために、各見学受入れを希望されるところに、そういった今申し上げたような経費の一部を補助させていただくという制度を予定しておりまして、そちらにありますように、対象経費の3分の2、助成限度額が50万円、予算上10件分というところで助成制度をつくらせていただきたいと考えてございます。  (2)は、観光・産業交流拠点の整備と。これまで、予算はプレス発表等工場長屋プロジェクトと通称言ってきたものでございます。こちらのほうは、これまで大田観光協会が中心になって、大学と一緒に実施してきた、おおたオープンファクトリーという事業がございまして、こちらのほう、これまで2回実施してございます。  このおおたオープンファクトリーの事業の中で、矢口一丁目にいわゆる工場長屋、工場が幾つも幾つも連なっている場所がございまして、ここをオープンファクトリーの拠点にしていたところでございますが、ここを大田観光協会が中心になって、ここにありますような、例えば、子どものものづくりの体験教室でありますとか、ものづくりというか、現代のものづくりというのはこういうものですよということの展示とか、もしくは地域のものづくりの方が集まっていただく拠点にできないかというところの整備を今進めているプロジェクトがございまして、そちらのプロジェクトに対して、私ども区としても支援をしていきたいと考えていて、実施していこうという事業でございます。  (3)は、これから産業観光を進めていくにあたっての仕組みづくりというところで、産業者の方、町工場の方を中心なのですけれども、産業者の方にどういった形であれば、産業観光を進められるかということをヒアリング等をして、いろいろと仕組みづくりをしていこうということも検討しているところでございます。  あと、その受け入れだけではなくて、2番目は産業を生かした誘客展開というところで、実際に産業観光をモデル的にちょっと実施していこうと考えておりまして、産業観光モニターツアーを今年度中に3回ほど、旅行会社等と一緒になって実施していきたいと考えてございます。  (2)の広域産業観光ツアーの検討・実施というのは、先ほど申し上げました川崎市との産業連携というところの中でも、川崎市のほうではかなり産業観光に力を入れて、旅行会社とタッグを組んで実際にやっているという部分がございます。  しかしながら、川崎市の産業観光の場合、なかなか大田区のような工場というのは、見学の対象にはなっていないところもあるとお聞きしておりまして、そうすると川崎市と連携して、少し見学先の幅を広げた産業観光というのはできないかということを検討していきたいと考えているところでございまして、そちらのほうもしっかり進めていきたいということで、ここに挙げさせていただいてございます。  あともう一つは、これから産業観光を進めるにあたって、見学可能な工場でありますとか、作業場でありますとか、企業でありますとか、そういったところのリスト・素材集というものを作成していきたいと考えていまして、それを来年度以降も引き続き活用していきたいと考えているところでございます。  資料番号4は、大田区観光振興プラン重点計画の見直しでございます。大田区観光振興プランは、下のほうに表紙の写真だけお示ししておりますが、平成21年3月に策定され、平成21年度から約10年間の計画ということで、大田区観光振興プランが策定されているところでございます。  私ども観光振興は、こちらのほうの観光振興プランに基づきながら、今進めているところでございますが、観光振興プランは10年間という長い期間でございますので、その10年の前半の5年間を特に重点を置いて進めていく事業というところで、そちらの矢印の右の部分になりますが、観光振興プラン推進のための重点計画というものを策定してございます。この重点計画の事業を中心に、今まで私どもは観光振興を進めてきたというのが実態でございます。  この重点計画のほうが、平成21年度から5年間という形になってございます。5年間でございますので、21、22、23、24、25年と今年の25年度が重点計画の最終年でございますので、後半の5年間の重点計画が新たな策定、今回の見直しと新たに5年間、後期5年の策定をするということが必要になってまいりまして、それを今年度中に実施をさせていただきたいと考えておりまして、そちらのご報告でございます。  スケジュール的には、観光関係事業者とか、あと区政サポーターとかといった地域の皆様、関係者の皆様の意見、さらに10月をめどに座談会、こちらはさまざまな形で観光にかかわっていただいた方々、また区民の方々にも参加いただいて、座談会など幅広く皆様の意見をお聞きしながら、素案を作成して、後期の重点計画というのを策定していきたいと考えているところでございます。平成26年の2月に次期重点計画の策定を目指して、こちらのほうは進めていきたいと考えているところでございます。  最後に、資料番号5と6でございます。資料番号5が、おおたの観光夏というものでございまして、資料番号6が、大田区まち歩きNews第6号でございますが、こちらのほうは、大田観光協会が年4回発行しているペーパーでございまして、こちらのほうを発行した時点で当委員会にこれまでもお配りをしておりましたので、皆様に配付をさせていただいたものでございます。大田の観光夏のほうは、ちょっと長い散歩という中身で武蔵新田、下丸子、久が原、千鳥を今回取り上げております。  大田観光協会の事業でございますが、大田の観光夏の裏面を見ていただきますと、大田の主なイベントというところで、6月、7月、8月のイベントが載ってございますので、そちらのほうが主なイベントということになってございます。  最後の資料番号6の大田区まち歩きNewsというのは、大田観光協会が支援をしている町歩きに関するボランティアガイドさんの会が幾つかございます。中面を見ていただきますと、五つほどのそれぞれのボランティアガイドの会がございまして、こういった区内で活動されているまち歩きガイドのネットワークというものを今、集団というか、皆さんで集まって、集約してPRしているというものでございます。こちらのほうも、裏面のほうには、これからのお勧め情報ということで整理をしているところでございます。 ◎梅崎 スポーツ推進担当課長 それでは、私のほうから5件報告させていただきます。  まず、私どもの資料番号1、大田スポーツサミット2013実施結果についてのご報告でございます。当委員会で4月にご案内をさせていただきました大田スポーツサミット2013でございますが、ご案内のとおり、大田区体育協会主催スポーツでまちの元気向上委員会の運営により、5月18日、土曜日、大田区民プラザ大ホールで開催され、当日は450名の方々にご来場いただいたところでございます。基調講演でサッカー協会の最高顧問でいらっしゃる川淵様からご講演をいただいて、Jリーグの創設時のご苦労された様子などをご講演いただきました。  また、シンポジウムでは、大田区のスポーツ推進計画の重点施策の一つである、総合型地域スポーツクラブ設立運営等について、実際にクラブを運営されている方々から、実例を交えて貴重なお話をいただいたところでございます。  当日は、区内の地域スポーツクラブの関係者も多数参加しておりまして、私も拝聴させていただいたところでございます。非常にいいお話をいただいて、今後、大田区における施策を進める上で非常に参考になるお話が聞けたのかなと。特に、参加いただいていた高津総合型スポーツクラブSELFの副理事長様のお話ですと、やはり行政側のいろいろな指定管理の部分を請け負って、かなり自立をしたスポーツクラブの運営をされているということでした。そういうご意見を参考にしながら、今後も進めていきたいと思っているところでございます。  続きまして、資料番号2でございます。平成25年度夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会の実施についてでございます。  本日は、大変申しわけないのですが、チラシの原稿ということで、まだ原本が来ていないものですから、原稿での説明になります。来月7月21日の日曜日、午前6時から東京都立つばさ総合高等学校のグラウンドで夏期の巡回ラジオ体操が実施されます。当日はNHKのラジオ第1放送で、6時30分から40分の間に生放送されるということでございます。これは、株式会社かんぽ生命保険、NHK、NPO法人全国ラジオ体操連盟の主催、大田区教育委員会は共催ということで開催をさせていただくものでございます。  当日は、参議院選挙も予定されておりますけれども、大田区のラジオ体操会の連盟の方々にご尽力いただきながら、健康づくりと地域の交流の場ということで、たくさんの方々にご参加いただきたいと考えております。  続きまして、資料番号3でございます。大田区総合体育館における6月〜7月の「する」「みる」スポーツの主なイベントのご案内でございます。  この資料は、総合体育館指定管理者が作成しているホームページで公開されているものでございまして、毎月さまざまなイベントが行われているということで、総合体育館のコンセプトでもある、「みる」スポーツ、「する」スポーツの視点から広く周知をさせていただいているものでございます。  ごらんいただきまして、ちなみに6月25日の火曜日に、第55回ガラ・ド・ラ・コワフュールということで、これは東京都美容生活協同組合が主催するものでございまして、当日は競技者161名、予想観客数は約2,000名ということで、有料の観客をお迎えすると。主催者・関係者合わせて総勢約3,000名規模の美容技術のコンクールでございます。  それから裏面を見ていただきまして、今度、7月20日と21日にユナイテッド・スピリット・アソシエーションジャパン、USAジャパンというところが主催します、All Star Challenge Competitionということで、これはチアリーディングのダンス大会でございます。  競技者は約800名から1,000名でございまして、観客数は1,500名から2,000名の有料の観客が見込まれているということでございまして、このように「する」スポーツだけではなくて、「みる」スポーツということで、総合体育館イベントを通じて、地域の活性化に寄与できるものと考えております。今後も、委員の皆様にも、継続的にこういった情報を提供させていただく予定でございます。  続きまして資料番号4でございます。スポーツ祭東京2013の開催でございます。これについては既にご承知かと思いますが、今年の秋に昭和34年以来50年ぶりに東京都で国民体育大会が開催されるというものでございます。大田区では正式競技として、カヌースプリント競技京浜南運河特設カヌー競技場において、10月4日から7日に開催するものでございます。  また、これに先立ちまして、9月にはデモンストレーションとしてのスポーツ行事を記載のとおり4競技行う予定でございます。  これとあわせて、資料番号5のTOKYO CANOE FESTIVAL in OTAのほうもご報告させていただきます。先ほど、国体のチラシの裏面にも記載のとおり、カヌーイベントとして、5月25・26日の2日間にわたって、大森ふるさとの浜辺公園でTOKYO CANOE FESTIVAL in OTAが実施されたものでございます。  このイベントは、大田区の水辺のすばらしさとカヌースポーツの楽しさを体験できるイベントとして、さらにスポーツ祭東京2013のPRイベントとして開催されたものでございます。両日とも非常に天候に恵まれまして、多くの方々にカヌーを体験していただいたということでございます。  内容にもございますとおり、ニューモデル試乗会ということで、日本カヌー工業会のご支援により、新しいモデルの試乗会ということで、初心者講習には134名の方、この試乗会には合計234名の方にご参加いただきました。  それから、(2)シーカヤックツーリングでございますが、この国体の本番の会場となる京浜南運河特設カヌー競技場までの約9キロ、2時間かけてシーカヤックツーリングを楽しんでいただいたということで、これについては59名の方にご参加いただきました。  この2日間を合わせ、スタッフも含めてですけれども、400名の方々にこのイベントに参加いただいたということで、我々としますと、こういう大会前のさまざまなイベントを通じて、大田区の魅力の発信をしていきたいと考えておるところでございます。  また、この国体の関係について、詳細な資料が用意できましたら、また改めて委員の皆様にも紹介したいところでございますが、ぜひとも会場に足を運んでいただいて、大会を盛り上げていただくよう重ねてお願い申し上げます。 ○飯田 委員長 それでは、委員の皆様から、質疑を一括してお願いしたいと思います。それではどうぞ。 ◆菅谷 委員 今、この観光まちづくりのご説明をいただいたのですけれども、新たにやる事業とそれから終了した事業もあると思うのですが、大体予算規模としては、どのくらいの変化があるのか教えていただけますか。 ◎青木 観光課長 Viewの後ろのほうを見ていただきますと、ちょっとページが入っていないページになりますが、参考資料というのが101ページの後のほうにあります。そちらのほうに歳出というところで、大田区産業経済部の予算、25年度の整理をしておりまして、観光振興費、平成25年度の現状の当初予算が今ありますように、8,073万9,000円。それから、平成24年度が7,116万1,000円というところになっていまして、957万8,000円の増というのが、今年度の観光振興に関する予算規模でございます。 ◆菅谷 委員 若干1,000万円近く増えているという状況であると思うのですが、そういった中でちょっとその個別の先ほど説明があった部分で、質問するのですが、例えば、この観光まちづくり推進支援事業、補助金の募集ということで、今回行う会員が2名以上の区内に活動拠点、観光まちづくりを推進する団体、2名以上であれば団体とみなすという、何かの裏づけみたいな規定があるのですか。2人以上というところがどういった意味を示すのかということと、それから、これまでの実績とかそういったものとか、そういうことは判断基準にならないのか。 ◎青木 観光課長 募集のチラシのほうは、なかなか細かいところまで、今お書きしておりませんけれども、2名以上というのは、まさにおっしゃるとおりで、活動拠点を区内に有する構成会員が2名以上の団体ということで、私どものほうは定義しています。  ただし、例えば、特定の宗教とか、政治活動というものを目的にしていないということ、やはり観光まちづくりを推進する団体であるということは、こちらのほうで規定をさせていただいてございます。  今申し上げましたように、そちらのほうは要綱で定めてございます。今おっしゃったのは、実績というところでございますけれども、観光まちづくりを推進、観光まちづくりというのは幅広い分野にわたると思われますし、また、私どものほうでも、これは今年から始めた事業でございまして、どれぐらい来るかというのも、なかなか今年、これからちょっと進めていきながらというところでございます。今年は、まだ5団体分という予算規模にはなってございますが、なるべくやはり幅広く観光と資するものというのが、私どものほうでもご支援させていただきたいという思いはございます。 ◆菅谷 委員 ここの括弧のくくりの中に、例えば、新たな土産品等をつくりませんかとか、それからイベントの企画とか、そういった期待をされていると思うのですが、少し区として、活動の内容についての考え、そのところをもう少し聞かせてください。 ◎青木 観光課長 例えばですけれども、先ほど、最後の資料番号6というのがございました。大田区まち歩きNewsという中に、ボランティアガイドさんが幾つも存在して活動しているということをお話しさせていただきましたが、例えばこういった団体の方々がさらにやはり活動の幅を広げたいと考えたときに、やはり費用の面、経費の面というところで、なかなか活動の幅を広げられない。  例えば、もう少し自分たちのパンフレットをつくってPRをしたいとか、そういったときにここのボランティア会員の方たちは、まさに我々のほうでも観光まちづくりを推進している団体と考えておりますので、例えばこういった方々が自分たちの活動のために、もう少しPRの幅を広げたい、PRをしたいというものが一つには想定されるというものだと考えております。 ◆菅谷 委員 上限10万円までということで、それを仕事とか商売にするとき、企業が例えば何かをしようとしたときに、これを10万円活用なのか。それと、本当にNPO法人でやっている人が、10万円を使ってというときに、なかなか生活をするにはこれにはならないですよね。そういった意味では、何かの事業をやっている会社とか、企業の手助けになるのかと思うのですが、そういった点では、企業とかそういったところは、実質どういったところを対象にしようとしていらっしゃるのか、その辺をちょっと教えてください。 ◎青木 観光課長 観光まちづくり推進支援事業の1枚目のほうは、あくまでも観光まちづくりを推進している団体ですので、直接的な企業、例えば企業単独でこちらのほうを申し込んでいただくということは想定していません。  ですから、委員が今おっしゃったNPO等も含めた、地域で活動されている観光まちづくりを推進しようと、観光に資する活動をしていこう、もしくはもうしている方々を対象にさせていただきたいと考えています。  もう一つの外国人おもてなし促進事業補助金というのは、ウェルカムショップもしくはまちかど観光案内所になっていますが、こちらのほうは、もう実際にお店であるとか、レストランであるとかというところがなっていますので、そういった単体の企業が対象になるということになっています。 ◆菅谷 委員 すみません、次、資料番号3の産業を生かした誘客展開、産業観光モニターツアーの実施ということで、3回ほど旅行会社とともにということですよね。これのことの考え方というか、これは、やはり区がお金を出すわけでしょう。大体どのくらい使って、旅行会社もどうやって選んでいくのかということについて、ちょっとご説明をお願いします。 ◎青木 観光課長 産業観光モニターツアーというのは、今年3回ほどと先ほど申し上げましたが、これから大田区の産業観光を進めるにあたって、実際に、では、Aという例えば工場であるとか、Bという例えば工場だけではなくて、では、ふるさとの浜辺公園も行ってもらいましょうとかという、なかなか工場だとか産業だけではなくて、実際に観光という側面がありますので、どういうコースがやはり一番ふさわしいのかということも含めて、調査もしていきたいという意味合いも込めて、モニターツアーを実施していくと考えてございます。  こちらのほうもある程度そういったものに実績がある、もしくはそういったことをもう既にやっているということがある旅行会社にお願いをしながら進めていければと考えておりまして、これまでの実績というものを重視しながら、旅行会社のほうにお願いしていきたいと考えています。 ◆菅谷 委員 では、公募とかではなくて、区が指定して、区と関係が深いというか、そういったところを選ぶのか。それとあと、では予算的にどのくらいで考えていらっしゃるのか。 ◎青木 観光課長 そこの予算は、私も手元の資料で細かいところまではちょっとないのですが、300万円までは行っていないという中で予算は計上してございます。実際にいろいろとこれまで観光まちづくりを推進していく中で、例えば観光協会が、いろいろなツアーをやってきた、それから、私どものほうも一緒にツアーとかをやってきた、これまでのさまざまな旅行会社との関係というものもございます。  そういった中で、例えば、もう実際に産業観光の実績が非常にある会社というものも出てきておりますので、そういったところの数社と当然お話をさせていただきながら、一番ふさわしいところというのを選んでいきたいと考えてございます。 ◆菅谷 委員 選ばれたときには、区に、私たちの委員会にも報告があると思いますし、その過程はぜひ公開していただきたいということと、それから、いろいろなところの金額は、きちんとここに書いてあったのですけれども、ここら辺からになると、その金額希望なんかもずっと書いていないので、どうしてかなということもちょっと考えながら、やはり明らかにできないところは書かないのかなとちょっと思いますので、そこのところだけ今後も気をつけていただきたいのと。  最後に、次の観光プランの見直しということにもかかわってきますけれども、この最後の最終年であるというところで、このまとめがどのようにしていかれるかということでは関心があるのですけれども、この5年間、この観光政策に課長は3年半かかわってこられて、さまざまな苦労があるし、これからまた新たな事業もやっていらっしゃると思うのですけれども、そういった点で大田区で欠けている点とか、それから、今後改善していきたい点について、若干考えを聞かせていただければと思いますが。 ◎青木 観光課長 これまでの観光施策の課題とか今後というところだと思いますが、やはりその課題といたしましては、今もいろいろとこれまで、重点計画の見直しにあたって、当然課内の中でこれまでどうだったのだろうということを今検討している最中でございます。  そういった中で、今、私どものほうで考えておりますのが、かなり情報の発信というところはある程度進んだのではないかと考えております。例えば、大田観光協会のホームページへのアクセス数というのが、これまでどうだったのかというところを考えますと、昨年度は、大田観光協会から報告を受けているのは、約600万件というアクセス数だと報告を受けてございます。  これは、毎月毎月大体の報告を受けているのですけれども、ずっと上昇傾向にありますので、一定の情報の発信をしたことによって、大田区の情報にアクセスするという方も増えてきているというところから鑑みると、情報の発信というものは、かなり進みつつあるのかと考えております。  ただし、一方で、では大田区が観光地というイメージというのが、果たしてどれほどまで進んだのか。もしくは、大田区は、やはり観光客をこれから迎えるまちだよねというイメージがどれほど進んだのかという点については、情報は発信しておりますが、その点については、まだまだ不十分な点があるのかなと思っておりまして、引き続きやはり観光まちづくりと、大田区のおもてなし力の向上というところは、もっともっと進めていく必要があるのではないかと考えているところでございまして、今年の予算の中も、先ほど申し上げた観光まちづくり推進支援事業というのも、もっともっと地域のそういう観光まちづくりというものを進めていく必要があるのではないかというところも込めて、新しい事業として推進していくと考え、実施をしていくというものでございます。 ◆菅谷 委員 要望ですけれども、「梅ちゃん先生」とかいろいろあったり、それから今度、今日も何件か下町ボブスレーのニュースなども載っているのですけれども、やはり一つ一つが点ではなくて、面として発展するようにということをいかに推進していくかということと。今、聞きそびれましたけれども、本当に観光都市としてそのアクセス数は増えるけれども、では、来訪者とか、それが大田区にお金が落ちていくかという、そういったお金ばかりではないと思いますけれども、大田区がどう身近に引き寄せてもらえるかというところでは、今後の課題を解決しながらありますけれども。  例えば、下町ボブスレー、区の職員の方がそういった仕事をしてみませんかということで結んでいったということでは、本当の区の職員の人たちの仕事ぶりが一つのきっかけをつくったということでは、大いに評価できることですけれども、その後のこれだけ話題になりながら、運営には募金を募ったりとか、大変な苦労をされているということも聞いているので、そういったところで、やはりどうそこを生かしていくのかというところでは、もっと知恵を出していただきたいし、予算規模も拡充してもらえればと、これは要望です。 ◆金子 委員 大田区産業観光促進事業についてのところで、1番目の見学者、これは仮称ということなのでしょうか。観光資源整備事業補助金制度の制定ということで、今年から始められるということですが、この見学者を受け入れるための資料の作成、備品購入、施設のルート整備などに関する経費の一部を補助することによりということになって、確かにいろいろものづくりをされているところを見ていくと、非常に関心がある人にはすごくおもしろいと思うのですが、それを見学するということになると、ちょっと安全とか、結構暗いところでも仕事はやれているのですよね。一見ほかの人が見ておもしろいと思えるようにやるには、それなりのお金がかかるかなという気がするのですけれども、もしやるとしたら、自分のところをこういうコースの一つにしたいと思っているという、その辺のところでは、何か事業者の方から意見や要望とかはあるのでしょうか。 ◎青木 観光課長 もちろん今おっしゃったように、事業者の方からの意見や要望というのは、これまでも今おっしゃったような要望というのは受けておりますし、あと、もう一つが、今、事業を進めるにあたっても、いろいろな事業者の方とヒアリングをしたりとか、実際にこちらにありますように、観光産業を受け入れのための仕組みをつくるにあたって、そういった可能性のある事業者の方々にどんな条件だったら受け入れやすくなるのか、どんなことが受け入れにあたって大切なのかということを、今、ヒアリングをしたりとか、アンケート調査ということもしていきたいとは思っております。  例えば、大田区に優工場という制度がございますが、優工場の方々に聞いてみるということも考えておりまして、そういった中で実際にどんな条件だったら、見学者の受け入れというのは可能なのかということと、その条件をクリアした上での、大田区版の産業観光を進めていくための仕組みというのを今年度つくっていきたいと考えております。  ですから、例えば、今おっしゃったように安全性という面で言えば、確かに大きな工場、例えば、皆さんも行かれたことがあるかもしれませんけれども、川崎市とか横浜にあるような大きな工場の場合、見学コースというものが整備されていて、しっかりと製造現場とは離れていて、セパレートされていて、そこを見学していただきながら、歩いていただくという部分がありますけれども、では、大田区の工場のところでそういうところまで、果たして可能なところ、やっているところがあるかというと、恐らくほぼないのかなと思っております。  そういった中で、いらしていただくのは歓迎だけれども、例えばポール一つ置いて、そういったものをでは少しでも見学ルートを示したいとか、安全に考慮したいといったときに、やはりそういった費用の一部というものも支援いただければ、では、大いに見学を一緒にやりたいのだけれどもというお声というのは、実際にいただいております。そういったものに今回お応えするために、この制度というのをつくったという背景がございます。 ◆金子 委員 先ほど優工場という話がありましたけれども、100人の工匠みたいな、その方々のところもぜひ声をかけていただければと思います。  それから、この産業観光モニターツアーの実施というところで、これは先ほどの見学とも少し関係するのですが、初めのモニターツアーというのは、一応区の産業経済部で考えてみられるのでしょうか。また、今後は旅行代理店による商品化の実現にとなっているのですが、まず、大田区の産業経済部のほうでどのように考えているのかというのは、これもそれなりの腹案はあるのでしょうか。 ◎青木 観光課長 腹案というか、今回はモデル的な、まさにモニターツアーというものをちょっと実施します。というのは、モニターツアーというのは何かというと、実際に参加いただく方は、普通のツアーと同じように、今回公募することを予定しておりますが、参加された方に、果たしてこのツアーが、例えば幾らぐらいだったら参加したいと思うかとか、実際に今回のツアーは満足だったのか、不満だったのか。不満だったらどこが不満だったのか、満足だったらどこが満足だったのかということを参加者の方にも、しっかりとアンケートなり何なりで情報をいただくという点。  それからもう一つは、受け入れる側は産業観光です。受けられる側も実際にモニターツアーにお連れしたときに、どうお感じになっているのかということも含めて、今回はこのモニターツアーの中で明らかにしていくというか、調査をしていきたいと、そういうニーズもちょっと明らかにしていきたいと思っています。  今回は、旅行会社の商品という話ではもちろんありませんけれども、今後、もしこのモニターツアーにいい結果が出てくれば、これは区が旅行会社と一緒に主催するという話ではなくて、旅行会社がみずからの商品として、大田区の産業を絡めた旅行商品、ツアーというものをつくっていただける可能性があるのかと。そこまでの準備、可能性を今回は検証していきたいと考えています。  ですから、今年のモニターツアー、今年実施する産業観光受け入れるための仕組みづくりを実施し、その結果を見た中で、旅行会社がみずからの力で、来年以降はツアーをつくっていただければという思いが私どものほうではございます。 ◆金子 委員 その商品をつくってもらいたいというところはわからないでもないですけれども、大田区として、何を見ていただきたいのかというところは、やはり一定の考えがなければいけないのではないかと思うのです。その辺では、どうやって選んでいくのかという過程でいろいろなことがあるだろうと思うのですが、区の頭でこれというのをやはり一定のものを選んでおいて、事にあたるとすることも必要ではないかと思うのです。そうしないと、次の人が、その旅行代理店が関心があるのかないのかということになってくると、あまり簡単ではないかなという気がしますので、そこはぜひ区内の実際に事業しておられる方々の意見をよく聞いて実施をされたほうがいいと思いますので、そこはよろしくお願いします。 ◆岡 委員 今の産業観光のところでですけれども、産業観光は結構魅力的なのですよ。ビジネスの方なんかも、こうなるのだといって見て、大変参考になると思うのです。  だけど、受け入れる企業は、人数が多くない会社の中で受け入れ態勢をつくるのは大変だという中で、やはり企業のメリットが何であるかというのを教えていただきたいのです。ちょうど昨日は、ボブスレーの委員長の細貝さんのお話を聞く機会があったので聞いたのですが、ああいう人は何か地域の活性化のために役立てばいいと、本当に公共心を持ってやっていらっしゃるからいいのかなと思うのです。そうではないというか、単に企業としてのメリットというのは、どういったところに見出されているのか。ある程度いろいろヒアリングはされていると思うので、そのあたりを教えていただけますか。
    ◎青木 観光課長 今、いろいろとヒアリングとかもしたりとか、これまでも私、今年もいろいろ工場の方とお話をする機会があった中で伺っているのは、それは各工場や企業によって、もちろんさまざまなメリットをお感じになっている部分というのは違うのですけれども、例えば、一つは従業員の社員教育になるというお話を聞いたりもいたします。  これはどういうことかというと、何月何日に見学が来るよという話になると、では、これは少し見ていただける形に工場の中もしておかなくてはいけないというところで、例えば、整理整頓が進むとか、そういった効果もあると。  あともう一つが、やはり社長みずからが説明するという場合がありますけれども、そうではなくて、例えば、従業員の中で説明しなさいということをすると、その方がやはり説明するというためにさまざまに勉強したりとか、説明するということで新たに会社、自分のやっていることを見直すというところで従業員教育にもなるということをおっしゃる方もいらっしゃいます。  それとあともう一つが、やはり社のイメージアップに当然なるとおっしゃる方もいらっしゃいますので、確かに例えば修学旅行の方をご案内したりとか、親子連れの方をご案内して、では、直接的にそこで受注が生まれるとか、そういった仕事に結びつくというケースというのは、それほど多くはないとは思いますけれども、受けてもいいよ、やりますよとおっしゃっている方々というのは、今おっしゃったメリットも含めて考えていらっしゃる方々です。 ◆松原 委員 それで、やはりものづくりが観光になるというのは、非常に前から言っていた部分もあって。  ただ、いろいろ町工場の社長さんというか、おやじさんと話すと、そのように受け入れもしていると。それで、掃除もしなくてもそれでもいいのならいいという方もいらっしゃったり、これが今の実情、切り粉が飛んでいたり、今、制作しているのですよというのも見せたりしてあげて。それで、ただ現実的にはその時間帯を説明してあげるというか、案内をしてあげるので潰されるというか、生産が落ちるから、何かしら行政のほうでも見てほしいというご意見もよく聞いていたし。  それで、実際に受け入れをしていた社長さんなどは、でも、今、課長がおっしゃったように、自分の会社の簡単に言うと利益につながる、また、宣伝ができることによってメリットになるということでもやっているのですけれども、そういう部分で観光が産業振興というか、自分の会社の発展になるということは、非常に認識もお話も聞いているし、多分こういう話が広がると、裾野が広がるというか、先ほどお話があったように、見学コースまでできている会社などは少ないけれども、それなりにやっている会社、また下もペンキを塗ったりとか、やっているところもあるのも聞いていますけれども、今言ったように、繁雑になっているけれども、それでもいいのならいいということを聞いているのですが。  ただ、今のその社長さんの代では、その会社が発展なり維持できれば、そういうことは公共性もあるし、将来もあるからというのですけれども、跡継ぎのこととか、そういうことでぜひ見てくれと。例えば、その会社なんかは一つの会社ですけれども、四次元工作機というか、自分で考えて。  だから、まねするのならまねしてくださいと。どうぞ見てくださいと。それで、跡継ぎをしたいというのだったら、お任せしてもいいよというぐらいまでオープンにしてやっているのですけれども、そこまでの観光、まあ観光だけではなくて事業継承というか、そういうところまで捉えているかどうか。また地域振興となってしまう、観光とまた少し変わってくるかもしれないですけれども、どの辺まで捉えているかというか、それをちょっと教えてください。 ◎青木 観光課長 私どものほうも、今、松原委員がおっしゃったまさにその人材育成というのは、先ほど申し上げた従業員人材育成だけではなくて、例えば子どもたちとか、高校生とか、そういった方が見学に、産業観光の場面の中で見学していただくことによって、大田区のいわゆる町工場というところが、実際現場がどうなのか、どういう仕事ぶりをしているのかということを見ていただく機会となるのではないかと。  そういたしますと、そういった人たちが、直接その町工場に入りたいと思うかどうかは別といたしましても、日本でものづくりをまだまだやってみたい、それから、大田区の町工場で働きたい、やってみたい。場合によっては、ここまで行くかどうかは別としても、跡継ぎになりたいという方が、その中で出てくれば、これは産業観光をやっている意義というものの深さというのがどんどん深まっていくのかなと考えております。  実は、今年の1月に日本工学院専門学校の授業の一環で、下丸子だったと思いますけれども、親子工場見学ツアーみたいなことを学生が企画をして、授業の一環でやったということがございました。それは、私もちょっとそういうのがあるよということで先生から言われたので、実は1日同行したのですけれども、全くその町工場を見たことがない子どもたちが、いわゆるMC、マシニングセンターという機械を見て、「すごい、すごい」と言っている場面を拝見しました。  それで、社長さんがボタンを押したのです。ボタンを押したら、マシニングセンターが動いたと。で、ボタンを押したらとまったと。で、社長さんが次に、「やってみる」と言ったら、ある子どもがやってみたのですね。で、押した。そうしたら、「ああ、すごい、すごい」と。次から次へ「やりたい、やりたい、やりたい」と。  だから、ものづくりといったところ、本当に今どう現場がなっているかということを多分子どもたちは本当に知らないので、ボタンを押すだけで動く、それを見ることでも、子どもたちにとってはものすごい体験なのだということを、私も改めて学習した次第です。  ですから、確かに実際のビジネスにすぐにというのは、やはり産業観光というとなかなか難しい面があるかもしれませんけれども、今、松原委員がおっしゃったような、将来的に見て、例えば後継者の育成だとか、そういったところにもつながっていけばいいとの思いを持ちながらやらせていただきたいと思っています。 ◆松原 委員 実際にやはりいろいろ体験をさせてあげる、または、そこまで開かれている会社があるかどうかもいろいろこれから調査をしていただきたい。  それと、また大田区の特徴というのは、町工場は一つの部品、また、加工か組み立てかと、よく仕事回しというか、今、その途中が途切れたりとか、やめたりとかして、なかなか仕事をぐるっと回すというか、大手にない、あそこに品物というか、図面で徐々に加工して、材料の調達から入るのだかどうだか、それで、加工したり組み立てたり、いろいろなものをつけて最終的には完成品になっていくと。それでも、中間商品かもしれないけれども、そういうことも含めて、この最初は何だかわからない塊が、こういう形になって、ああいう形になって、組み立てたらこうなっていくということも一つの観光資源として、私どもの大田区の特徴だと思うのですよね。  その加工技術を1,000分台出すとか、精度のすごいのをしている。私の近所にもやはり10万回転出して、まさに鉄が紙のように削れるというか、そういう会社が一つの特徴でやっているところもありますけれども、まだ、それでも一部。全てが完成して商品になっていくというのが、昔は特にあったと思うので、そんなことがやはりこの観光資源というか、技術者が見ても、やはり大田区の特徴として出せるし、そういう部分では、それぞれのいいところが結集していくと結果的にはできていくという。研磨技術にしても、加工技術、また組み立ての精度の技術とか、また研さん技術とか、いろいろなものが、私は、その大田区の資源というか、それで、またそこは生業としているでしょうし、そんなこともひとつ今後、これから新しい事業だと思うので、裾野は相当広い。  かといって、また、違う話では、ある会社の社長さんは、何でも削れると。鉄だろうが、ステンレスだろうが、樹脂だろうが、精度も出しますということでやっていたけれども、残念ながら、つい最近亡くなられて、そこはシャッターが閉まってしまったので、私は、やはり積極的に進めていかないと、もう待ったなしだよという気持ちを持っているのですが、今の提案も含めて、もしお考えがあれば、いいですか。 ◎青木 観光課長 今、まさにおっしゃるとおりだと考えております。大田区の町工場の特徴、いわゆる仲間回しであるとか、そういった大田区の町工場の特徴というのがわかる産業観光をしていきたいという思いはございます。  先ほど、オープンファクトリーというのをこれまで2回、観光協会と大学が中心にやってきましたと申し上げましたが、そのオープンファクトリーという事業は、下丸子の工和会さんと一緒になりまして、まさに今委員がおっしゃったようないろいろなところでできている部品が集まって一つのものになるのだよということが、少しでもわかってもらおうというところで、ある1日だけ、その地区の幾つもの町工場が同時にオープンするということをこれまで2回やってまいりました。今年も10月26日にやはりやろうということで進めてございます。  そういったことも含めて、この産業観光モニターツアーの中でも、実際に見学はされなくても、今、委員がおっしゃったような、大田区のものづくりの特徴というものをうまくわかりやすく説明するというツールをつくっていったりとかということも大切だと思っていますし、今後、今おっしゃったような方向性で進めていきたいと考えております。 ◆広川 委員 すみません、同じようなところで恐縮ですけれども、この促進事業の具体的な流れというか、多分、最初の補助金制度の中である程度見学ツアーに参加してもらいたい、入れてもらいたいという企業があって、そういったところのいろいろ態勢を整えて、商品にできるか、パッケージにできるかどうかという。これは、下準備だと思うのですね。下に、観光モニターツアーの実施となると、ここはやはり連携していないといけないのかなと思うので、この辺の時間的な経過というのは、スケジュール的にはどう考えていますか。 ◎青木 観光課長 今、まさにおっしゃったとおりでございまして、必ずしも補助金の制度が、例えばモニターツアー受け入れが条件ですよとは、そこまでするつもりはもちろんございませんが、ただ、せっかく補助制度でそういった整備をしていただいたところには、産業観光の対象というところで早速お伺いしていただくというほうがよろしいかと思いますので、モニターツアーのほうは、秋の後半というか、今年度のかなり後半の部分に3回ほど実施をしたいと考えています。それまでの中で募集をして、こちらの補助金制度はしていきたいと考えております。  こちらのほう、幾つか事業が分かれているようでございますが、この産業観光促進事業は、やはり一体となって進めていくことが大切だと考えておりますので、これは実際に担当している職員も全てものを担当しながら今進めておりますので、事業の各連携をとりながら進めていくということにしてございます。 ◆広川 委員 すみません。この補助金制度の希望するところは、事業者の規模みたいなのは、特に限定していないわけですよね。 ◎青木 観光課長 今現在、この要綱を今検討しているというところでございまして、まだ正式に決まったわけではございませんが、規模は今のところは見学可能な工場と工場や事業者とさせていただきたいと思っておりますので、とりたてて1人、2人がだめだとか、1人、2人だけがいいとか、そんなことをする予定は今のところございません。 ◆金子 委員 先ほどの幾つかのお話の中に社員教育に役に立つというのと、人材育成をできると。それから、日本工学院専門学校が親子ツアーをやったということで、この専門学校ですと、そろそろ就職を考える年代の人たちだと思うのですが、私の地域に六郷工科高校の新卒の人を採用したという町工場が二つあるのです。その一つの人は、今までずっと雇ってきた有限会社なので、これから自分の息子さんが後継者としてもう働いているのですけれども、新卒の人を初めて雇うからというので、就業規則をつくったというのです。  その就業規則ができて、去年は1年、その若い人が働いて、それから、今年ももう1人受け入れるつもりだという話だったのです。で、六郷工科高校のほうの話を聞きますと、大企業のそれこそ大きな工場で働く人ばかりではなくて、できたらこの地域の中小企業のところで働ける人を育成するのが目的だったのだけれども、でも、なかなかそうはならないのですということを創立当初に言っておられたのですよね。高校を卒業して働きたいといったときに、親が反対すると。小さい工場だから、どうも先が見えない気がするというので、親御さんの反対があってなかなかだったのですが、やはり何年か工場に実際出向いていって、それが事業になるわけですけれども、そういう意味で、その最初のもくろみが少し実ってきたかなと思っているのですけれども、そういう意味で先ほど松原茂登樹委員が言われましたけれども、その後継者をどうするかというところに、この辺のことが結びついていくようになると、これは観光というのは、本当はその地域の人たちがいろいろなことで生活条件がよりよくなっている。他の地域よりもよいところを見に行くものだということがあるのですよね。  だから、仕事をして、その仕事がとても社会的に有用であるということで見に行かれるととてもよいと思うので、やはり後継者をどのように育てていくのかと。これは、結構急がないといけないというところが先ほどもありましたように、その方が亡くなったら、もう誰もそこを継ぐ人がいないということもありますので、これは観光ということにもなっているのですけれども、そういう大田区の町工場を存続させていくというところについても、やはり一定の働きかけと、それから地域経済を守っていくというのが一つの大きな仕事にならなければいけないと思っていますが、その点はどうですか。 ◎青木 観光課長 私は観光課長という立場でございますので、観光課長という立場でちょっとお答えさせていただくと、当然、産業観光とやったときにいらしていただく方、そこに参加していただく方は、別にこういう人でなければいけないとか、こんな人だけが対象ですという話ではなく、幅広く、今おっしゃったような今後後継者になり得る人たちというのも可能性がありますし、また、親子の方でもと思っておりますが、ただ、今年のやり方というのは、あくまでもどういう方が一番対象にいいのかということも含めて考えていきたいと思っています。というのは、やはり受け入れる工場のほうも、例えば、同業者の方はちょっとやめていただきたいというケースもあるとおっしゃる方もいらっしゃいます。  ですから、先ほど申し上げたのも、例えば、高校生であるとか、今勉強中の方であるとか、ものづくりに興味がある子どもたち、そういう方だったら大歓迎だよという方もいらっしゃるのです。  そうすると、確かに後継者問題というのは、今なかなか工場を継ぐ人がいないというのは、今現在起きている問題かもしれませんけれども、やはり観光という側面からいくと、ダイレクトに後継者のための産業観光という話ではなくて、やはりある程度時間的経過を見ながら、大田区だけでは日本のものづくりかもしれませんが、大田区のものづくりというのが大切だとまず知ってもらうということが、先ほど、子どもたちの例で申し上げたように本当に知らないので、まず知ってもらうというところを広めていくということが、先ほど松原委員もおっしゃっていましたけれども、裾野を広げていくというところで大切だと思っています。  ですから、直接的に産業観光をやったから、後継者の育成が進むという、なかなかダイレクトにというところは、すぐには難しいとは思ってはいますけれども、そういったところにもつなげたいという思いを持ちながら進めていきたいとは考えています。 ◆金子 委員 部長はどのように。 ◎柿本 産業経済部長 ご指名いただきましたので。今、観光課長も申しましたように、就労であるとか、事業支援という形で産業振興課のほうでヤングジョブクリエイションであるとか、若者のマッチング事業をやっております。  また、先ほど、六郷工科高校の事例を出されましたけれども、今の六郷工科高校はデュアルシステムであるとか、インターンシップという形で、一生懸命地元の工業であるとか、産業の関係者の方に体験をしていただくと。町工場の魅力を工場であるとか、そういったものの魅力を発見していただく事業もやっております。その中で、やはりこの観光での産業との結びつきというのは、先ほども観光課長が言いましたように、広い視野で底辺を広げていく。  例えば、先ほど、お母さん、お父さんが反対するというお話をされました。実際、そのようなことを私どもも聞いております。今、さまざまな面でいわゆる保護者の方に工場見学をしていただくということも、東京都は事業としてやっているのですね。本当に間接的ではあるかもしれませんけれども、さまざまな方にやはり産業の場面、商業もそうだと思うのですが、それをごらんいただいて、働く人たちの光を見る観光ですよね。そういったものを通して、後継者づくりにつながっていけばと思います。  緊急の課題の部分については、若者とのマッチング、ハローワークとも今一緒になって産業振興協会のほうでも事業を始めておりますので、そういった形で事業承継なりというものを推進していくと考えております。 ◆広川 委員 すみません、同じようなところばかり何度も聞いてあれなのですが、広域産業観光ツアーの検討実施というところで、川崎は大田区がイメージしているものとちょっと違うと言われていましたけれども、その内容を具体的に。 ◎青木 観光課長 川崎市のほうでは、もう産業観光というのを実際に進めていましてやっています。川崎が実施している産業観光というのは、いわゆる大企業、例えば埋立地にありますようなJFEさんであるとか、そういったところに例えばバスでお連れして、そこで見た後に、例えば、埋立地にあるマリエンという施設がありますけれども、そこに展望台がありますので登っていただいて、食事をしていただいたり、それがコースになっているとか、そんな形のものが多いのです。どうしても、産業観光といったときに、そういう工場見学だけではなくて、若干楽しみも入れた、そういう要素も入れた観光というのをやっています。  ですから、規模の小さいところ、大田区にあるような工場まで含めた産業観光というのは、川崎市のほうでは、まだ実際には手をつけられていないと。実際には、川崎市の中にもそういう工場があるのですけれども、そこまでは行っていないと。  もう一つ、イメージとしては、川崎というのは、川崎がおっしゃるには、やはり大企業というイメージがあると。大田区というのは、本当に町工場を含めたものづくりの町、人の香りのするものづくりの町というイメージがあるので、やはりその大田と川崎が連携することで、そのものづくりというものの全体というものがわかるような産業観光ツアーができるのではないかと、そんな思いがあります。 ◆岡 委員 すみません、産業観光に引き続いてですけれども、今年度の目標はそのツアーをつくって、商品化していこうということだと思うのですけれども、その先の大きなゴールとして、もっと地域のブランドを確立していただきたいと思うのです。そのものづくりでそれが観光の価値があるのだという意味で。  そういった意味では、大きな話で言えば、ユネスコの世界遺産とか、あれも産業遺産とかそういう言葉も。遺産と言うと語弊があるのですけれども、そういう世界的な権威のある、そういう機関に認められてしまうというのは、すごくシンプルなやり方だと思うのですけれども、何かそういう目標になりそうなのはありませんか。 ◎青木 観光課長 ユネスコの世界遺産にという話は、ちょっと今私も初めて、申しわけありませんが、本当にそういうことはちょっと考えたことがありません。ご意見として承りたいと思います。 ◆松原 委員 では、スポーツのほうで。まず国民体育大会、通称国体が行われるということで、だんだんと盛り上がるのかなという思いと、大田区はカヌースプリントということで指定をされているのですけれども、今、全国ではそれぞれの種目が都の大会、県の大会等をやって、東京ですと、全関東とか、それでだんだん絞られているはずなのですね。全部の都道府県が出られない。この種目はちょっとわかりませんけれども、九州大会とか、それで、全国規模でこのカヌースプリントが行われるのですけれども、私は、この大会が大田区で指定をされているということは、多分その中で絞られた選手が、この大会の前にはここで大概練習をしたり、訓練というかやると思うし、また、この当日に向かっては、相当多くの人が関係者も含めて、大田区にとどまってくださるか、東京都にホテルをとって泊まるかわかりませんが、この国体というのは、相当そういう部分では経済効果も大きいものと捉えているのですよ。  だから、東京都がやるからという部分ではなくて、いかに大田区に多くの人にとどまってもらうかとか、食べてもらうかとか、そういうことまでいろいろなものが含んでいる気がするのですが、一つ、教育委員会となると、こういうことをしますよという宣伝というか、お知らせだけの気がしてしまうのですが、そこまで広げるというか、また、今言った本番の10月4日から7日というだけではなくて、今申し上げたその事前から、選手の心情からすれば、当然この場所で練習をしたいという、その気候・天候条件等も鑑みながらやりたいというのは、みんな1位・2位を目指すアスリートの本音でありますので、この日に泊まりに来るのではなくて、合宿という言葉があるかもしれませんが、そんなことも想定しているのです。  そういう部分でこの国体、また9月に決定するであろうオリンピックということも含めて、いろいろな人の出入りというか、入ってきていただくというインバウンドということの中での捉え方は、どう捉えていらっしゃるか教えてください。 ◎梅崎 スポーツ推進担当課長 今の松原委員のほうからお話があった件でございますが、当然、教育委員会だけでは、こういう形での集客に対するイベントはなかなかできにくいのですね。これについては、観光課さんですとか、大田区の観光協会さんとも連携させていただいて、事前にこの場所を訪れていただくウォーキングイベントとか、あと、一応選手・役員が宿泊する場所というのがだんだん決まってはきているのです。品川のプリンスホテルとか、大森駅周辺とか、そういう宿が決まってきている中で、いろいろな現在つくられている例えば大田区の観光ガイドとかをお配りしたりとか、あと、事前に今、観戦ガイドなどをつくって、当然、カヌーの魅力を発信しながらも大田区にはこういういいところがあるよとか、そういう町場に出歩いていただく形の何かパンフレットをお配りしたりとか、そういうことを考えられないかということで、今、連携をとって進めているところです。そういうものも形になってきた段階で、また、ご案内はしたいと思うのですが、一応庁内連携で進めないと、当然できにくい部分ではあります。  あと、事前の練習ということであれば、一応、10月1日から3日までが公式の練習日になっているのです。それ以前というお話もあろうかと思うのですが、ただ、ここの場所は、カヌーの手をおろす術がないのですね。当然こういう場所ですので、手をおろす術がないということは、ここでの練習はなかなかできにくいと。海上保安庁とのそういう申請をとってということになりますと、なかなかこの開催自治体でそこまで用意するというのはなかなか厳しい状況ですので、これは東京都の代表の方も含めて、その公式練習以外にというのは、ちょっとこちらとしては厳しいのかなという認識は持っております。 ◆松原 委員 おっしゃるとおりです。ただ、やはりそういう連携だけではなくて、やはり東京都との連携というのは非常に大事なことで、特にカヌーというと、極端に言うと置く場所、また持ってくる段取り、そしてまた、その大会までの保管場所も含めて、そういうことまで区としては、全てできる・できないは別として考えて、ようこそ大田区へというか、やはりそういう姿勢によって、その関係者の人たちも、それなら大田区で泊まろうというのはおかしいかもしれませんけれども、それなりの時間を費やしていただこうという、やはりそういう発想を、私もカヌーのことは詳しくわからないのですが、仮の置き場も含めて、そんなことがひょっとしたら東京都からそういう補助金等が出るかどうかわかりませんけれども、うちの区としては、多摩川もあるし、そういう部分でその場所が厳しかったら、先ほど申し上げた選手の心理、また、国体のメンバーの人たちの気持ちからすると、その場所でやりたいというのが本音です。できたら近い時期ですけれども、風の状態とか、そんなのも全部体験をさせたいというのもあるし、やはりそんなこともこちら側としては、できる範囲内全て想定していますよという態勢がやはり基本になっていくのかと思っているので、これは要望という形だけにしておきますけれども、お願いしたいと思っています。 ◆菅谷 委員 この資料番号1ですけれども、スポーツサミットというところでお聞きします。私もスポーツ委員会は初めてなので、これまでに審議があったかもしれませんけれども、区内のスポーツの育成ということは大事なことだと思うのですが、今、区内のスポーツクラブは、例えば野球とかいろいろなスポーツがあると思うのですが、どういったスポーツクラブが何種類あるのかということと、それから、この数年の変化です。そういったもので、大田区で育成している観点から変化がどうなるのかということ、ちょっとその2点。 ◎梅崎 スポーツ推進担当課長 総合型地域スポーツクラブとして正式に立ち上がっているものは、平成22年度に調布地区で結成された田園調布グリーンコミュニティ、それから、平成14年からNPO法人のピボットフットというのが活動しております。それ以外に大森地区・蒲田地区で小さい、まだ総合型の地域スポーツクラブに至っていないクラブが幾つかあると認識しております。 ◆菅谷 委員 ごめんなさいね、ちょっと勉強不足で。その総合型地域クラブというのは、普通の例えば野球チームとかそういったスポーツを、クラブだからクラブという仕切りがあるのでしょうけれども、ちょっと総合型地域クラブという説明をお願いします。 ◎梅崎 スポーツ推進担当課長 総合型地域スポーツクラブという定義がなかなか難しいのですけれども、一応こちらとして認識しているのは、当然テニスとかバスケットとかバレーとか、そういういろいろなスポーツが一つの形をなしているところがたくさん集まって、一つの総合型というクラブをなしていると認識はしております。 ◎赤松 教育地域力・スポーツ推進担当部長 今、スポーツ推進担当課長が説明したことに若干補足して説明をさせていただきたいと思います。  前段の活動している団体がどのくらいかという話につきましては、先ほど申し上げましたとおり、総合型地域スポーツクラブの数は申し上げました。  ただ、そのほか、例えば学校のクラブ活動でありますとか、そういった数を挙げていくと、それこそ学校の数と、やっているクラブ活動の数がありますし、それから、社会教育団体の中でいろいろなスポーツだとか文化だとか、そういったものもございます。一応、社会教育団体の関係で、青少年、青年、成人も含めて、団体の数というと、合わせて1,143というのが、ちょっと古くて恐縮ですが、平成23年度という形でございます。  それから、そのスポーツの内訳でございますけれども、バレーボールが団体数が245、多いところで申しますと、卓球が127、バスケットボールが103、バトミントンが105、ダンスが127とか、100を超えるだけでもそのぐらいございまして、そのほか種目の数で言えば、もうなかなかこの場では言い切れない部分がございます。  それから、総合型地域スポーツクラブの総合型と申しますのは、単独の種目だけではなくていろいろな種目があるということと、世代がこの年齢層だけではなくて、若い方から高齢者の方までという、世代についても幅があるといった条件になってまいります。 ◆菅谷 委員 では、ここでシンポジウムの地域コミュニティーの形成と、地域スポーツクラブの育成ということでは、その総合型地域クラブを先ほど登録している数は少ないですけれども、そういったことに発展させていこうとしていることの内容なのか、それとも、ただ単に地域のスポーツクラブを育成していこうという観点から行われたのか、その辺はいかがですか。 ◎梅崎 スポーツ推進担当課長 今委員のほうからお話があった内容ですと、我々とすると、 やはりその総合型の地域スポーツクラブにできれば移行していただいて、自立したスポーツクラブになっていただきたい。それができれば、そういう形になってくると裾野が広がってくるというか、そうつながってくるのではないかと認識しています。 ◆菅谷 委員 なかなかスポーツクラブというと、いろいろ地域で保護者の方がそのままずっと野球などに行くと、子どもたちの育成のためにやったりしていて、総合型地域クラブというところに、また全然考えが及ばないというところもあると思うのですけれども、私は、その総合型がいいのかどうなのかというのは、今後また論議があるかもしれない、予算とかいろいろな規模とかあるのでしょうけれども、やはりもっと大田区全体のそういったスポーツクラブの育成、小さなところでも、もっと活発に本当に地域のコミュニティーの核となれるような育成を区として図っていってもらいたいということと、最後にスポーツでまちの元気向上委員会というところでは、これは、どういった団体なのかちょっと教えてください。 ◎梅崎 スポーツ推進担当課長 すみません、ちょっと詳しいところ勉強不足で申しわけないのですが、このスポーツでまちの元気向上委員会というのは、スポーツ推進委員の方が中心になって、スポーツを通じてまちを元気にしていこうという委員会をつくっておりまして、こういうシンポジウムの支援ですとか、そういうことをやっていると聞いております。 ◆広川 委員 総合型地域スポーツクラブを区としてもつくっていく方向でというお話が先ほどあったかと思うのですが、学校の部活動との関係みたいなのは、どういう考え方でやるのでしょうか。 ◎梅崎 スポーツ推進担当課長 学校の部活動の関係で言えば、今、先生のほうが顧問を引き受けていただける方というのはなかなか少ない状況で、今現在もやはり学校の部活動の支援というのは当然必要だと認識しております。  こういう総合型スポーツクラブができると、例えばいい指導者をこの総合型のスポーツクラブのほうから派遣できるとか、当然これはお金の面との兼ね合いもあろうかと思いますけれども、トップアスリートの方を呼んできて、そういう部活動の技術的な支援ができたりとか、そういう支援をしているクラブもあるのですね。  ですから、そういう意味では、部活動の活性化とか、学校の体育だけではなくて、やはりスポーツの向上というのが、例えば将来的に生涯スポーツにつながっていったりとかすることもあろうかと思うので、そういう意味では、行政が部活動の支援に例えばトップアスリートを呼んでくるというのは、なかなか難しい場面でも、やはりこういう総合型のつながりで、例えば、一線を退いた方が次のお仕事として、こういうクラブに入って支援をしていくということは考えられるのかなと。  Jリーグの立ち上げのお話を川淵さんからいただいたときにも、もともとJリーグもサッカーだけではなくて、今、例えばバレーボールのチームを一緒に持っていたりとかするクラブを目指しているというのが、当初のお考えだったとお話はいただいているのですね。  そういう意味では、一つのスポーツだけではなくて、やはりトップレベルのスポーツ団体ができることによって、その方たちが次のお仕事として、いろいろな指導者になったりとかということは当然考えられるので、それが地域の部活動の支援ですとか、スポーツ教室の支援とかというのにつながってくれば、非常にいい効果が得られるのかなと認識はしています。 ◆広川 委員 実は、ちょっとある本を読んだときに、学校の先生が部活動の指導が大変負担になっていて、授業の準備とかがなかなか十分にできなくてという、日本はそういうところが両方にとってネックになっているというのを読んで、なるほどと思ったので、この総合型スポーツクラブの考え方というのは、もしかしたら、これからもっと今おっしゃったように、部活動に専門的な方が入っていただくことで学校の先生の負担も軽くなるということであれば、より相乗効果が出るのかなということもあったものですから、ちょっとお聞きしたのですけれども、もし、できればここをちょっと視察とかに委員会で行ければ行きたいと思うのですが、ちょっと検討していただければと思います。 ○飯田 委員長 はい、わかりました。 ◆押見 委員 課長のお話を聞いていると、結構推進で委員の皆様も結構いい意見が出ていますけれども、例えば、有名スポーツ選手とか、元スポーツ選手に指導に来ていただいて、例えば、学校の校庭でお金をとってやることとかがやはり発生をしたりしていると。部活だったら、有名コーチが来たからお金をとるということはないと思うのですけれども、学校の校庭でコーチが来て指導するからお金がかかるとか。  あと例えば、totoの運営事業だからと、校庭にtotoののぼりがずらっと立って、文部科学省の事業でそんなに悪くないものだと思うのですけれども、やはりギャンブルはギャンブルなわけで、そののぼりが平然と校庭の中とかに突っ立っている状況というのは、私はあまり好ましくはないと思うのですけれども、今の区側の答弁を聞いていると、行け行けどんどんな感じもするのですが、その辺はいかがお考えなのでしょうか。 ◎梅崎 スポーツ推進担当課長 行け行けどんどんということではないのですけれども、一応大田区スポーツ推進計画の中でも重点施策の一つとして、総合型の地域スポーツクラブの運営支援ということで掲げております。私のほうはそれを推進する立場として、今答弁させていただいたと認識しております。 ◆押見 委員 推進という言葉も今いただいたので、では、まあ校庭の中にギャンブルののぼりが立っていてもいいということですか。 ◎梅崎 スポーツ推進担当課長 totoのお話でいけば、ちょうどこのシンポジニストで来られた文部科学省スポーツ青少年スポーツ振興課の係長さんのほうからも、当然totoの助成金を使って、補助制度として、そのクラブがずっと多分恐らく補助していくということではなくて、当然、立ち上がって、ある程度軌道に乗るまでの恐らく支援だとお話があったかと思うのですが、こういう補助金を使って、地域でのスポーツクラブの支援というのは当然推進していくというお話もございましたので、我々自治体とすれば、そういう国のほうのお話を踏まえて、このスポーツ推進計画の着実な推進をしていくという立場でございますので、決して黄色いtotoののぼりが目立つ形で、それが全ていいという認識ではございませんけれども、国の推進しているそれに合わせて事業を展開していくのは当然なのかなと認識はしています。 ◆押見 委員 よくわかりました。  ただ、今まで、いろいろな指導者がずっとボランティアとかでやってきた中で、NPO団体だと、全くもってボランティアというわけではない場合もあったりしますよね。私自身も総論では地域スポーツクラブというのは賛成なのですけれども、今まで全くもってボランティアでやってきた人たちにとってみたら、かなりちょっとそれは違うのではないかという意見も、私は耳にしたりはしますので、この過渡期の間、しっかり区としても公平な目線とか、冷静な目線で見守っていただくよう、要望をさせていただきます。 ◆菅谷 委員 私も、サッカーくじのそれが校庭になびいていると初めて聞いたので、やはりちょっとそういったことは、もう少しやはり慎重にしたほうがいいと思います。私自身の意見です。  それともう1点、大田区体育館の資料をいただきました。利用率というのは、大体どのくらいでしょうか。 ◎梅崎 スポーツ推進担当課長 ちょっとすみません。詳しい利用率というのは、ちょっと今手元に持ち合わせていないのですけれども、例えば、区民利用と「みる」スポーツという観点で行くと、24年6月の末に開館してから、開館日数が24年7月からこの6月の今の時点までで、平日の開館日数が236日で、区民利用が約171日、「みる」スポーツが65日、土日・休日の開館日数が114日あったうちの区民利用が57日、「みる」スポーツが57日ということで、これまでの約1年間の間で開館日数が350日あったうちの区民利用は228日と、それから「みる」スポーツが122日ということで、約65%の区民の方が利用されていて、いわゆる「みる」スポーツという観点でいけば、35%弱が「みる」スポーツという内訳になっております。 ◆菅谷 委員 65%が区民利用の方ということで、あとは区外から来ている方もいらっしゃる。よく、スポーツ・観光委員会で話題になったと聞いておりますけれども、区外から来た人たちが例えば地域で買い物をするとか、あとそういった観光との結びつきというほうではいかがですか。 ◎梅崎 スポーツ推進担当課長 一例を申し上げると、実は、bjリーグというバスケットボールのリーグがございまして、やはりここの大田区体育館で何試合かリーグ戦をやっているのです。そのリーグ戦の方々の大会を終えた状況をお聞きすると、かなりその地域でやはりその選手とその地域の方の交流ですとか、そういう交流会を持ったりしている状況も報告を受けています。  あと、当然、大田区総合体育館は、例えば東京のほうから来ると、梅屋敷で降りて歩いていくのが一番近いのかなと思いますけれども、例えば5月に行われたボクシングの時なんかは、やはり京急蒲田のほうとか、あと蒲田駅に歩いていかれる方も結構いらっしゃるのです。そうすると、例えば夕方から夜に行われて、当然食事をしない状況でお帰りになるとすれば、これは推測ですけれども、恐らく蒲田駅周辺で食事をされているのかとは思っています。 ◆津田 委員 1個だけですけれども、先ほどのtotoの旗の件、私は全然逆の考え方を持っていて、totoに関しては、今、ギャンブルというお話があったと思うのですけれども、ギャンブルというよりは宝くじだと思っています。というのは、野球とかでくじ、違法賭博とか、そういった海外でのスポーツの賭博というのはあるのですけれども、サッカーのくじというのは、そのサッカーの試合数がまず少ないということと、野球のチームよりも全然多いということで、当たる可能性が本当に少ないということでは、ギャンブル性というのは少ないと思っていますし、子どもたちにとっても、もともとJリーグの歴史だとか、totoのできた過程を考えると、その経費の面も含めて、ある程度プロスポーツというものをしっかりと認識させるいい目標になるとは思っています。  もし、本当に黄色い旗がいっぱい立っていて、それこそ旗があちこちにあってということであれば、それはそういう例えば景観的な、見た目的な迷惑はあるかもしれないのですけれども、そうでないのであれば、しっかりとこの日本の中でスポーツということで、産業という言い方はおかしいですけれども、ある程度子どもたちにも目標を持たせるものではないかと思っていますし、実際にクレームが来るのであれば考えていただければ。  ただ、押見委員もおっしゃっていましたけれども、過渡期にある中で、バランスをとってほしいということに関しては、それはそのとおりだと思うのですけれども、ギャンブルとは思っていないので、そこだけはちょっとやはりあまりギャンブルというので、旗がどうのこうのという言い方はしないほうがいいのではないかと思いましたので、一言だけ意見です。 ◆広川 委員 すみません。totoの件はとりあえず置いておいて。  私が先ほどお話ししたのは、実は、私の知り合いのお子さんで、小学校でずっと泳げなくて、6年生になって、専門の先生に2時間だけ有料で教えてもらったら、とても泳げるようになったという話がありまして、やはり餅は餅屋という意味では、やはりすごく専門的にどう教えていけば伸びるかと、そのことがわかっている方に短期間でも教えてもらうとすごく伸びるということは、やはり実例としてあると思いますので、そういった意味では、総合型スポーツというものが、何らかのそういう子どもたちの伸びたい、うまくなりたいという要求を満たすきっかけになるのはいいのではないかと思っていることと。  そういうことも含めて、あと、私はスポーツというのはけががつきものになりますので、やはりそういうけがを予防するとか、そういったことはやはりすごく知識のある方が教えていくということがすごく大事ではないかと思いますので、そういった意味で、例えば今の柔道の問題とかもありますけれども、つけ焼き刃で、あとまたやったこともない先生が顧問でやっているということが、やはり今のクラブ活動の現状もあると思いますので、そういったことも含めると、選択肢の一つとしてやはり大きく、先ほど過渡期というお話もありましたので、いい一つの選択肢としてよく見ていきながら、できる可能性も考えていいのではないかという意味も含めて、視察をしたいという提案をさせていただきました。 ◆岸田 委員 今、スポーツクラブは、私はとてもいいと思っているのですけれども、学校とクラブとの関係ですけれども、学校のクラブとそういう地域スポーツクラブ、中学生の場合は、たしか学校の責任者がいないと、外部の対外試合ができないということを聞いているのですけれども、例えば、そういうスポーツクラブの場合ですと、対外試合というのはどうなるのでしょうか。具体的にわかりますか。 ◎梅崎 スポーツ推進担当課長 ちょっと具体的なところで、いいかげんなところを申し上げられないのですけれども、例えば、顧問の先生は顧問の先生で先生を置きながら、今も外部指導員の方に入っていただいて、恐らく一緒に活動していると認識をしているところでございます。 ◆岸田 委員 本当に先ほど広川委員も言っていましたけれども、要するに学校がほとんど、専門的なスポーツをやらない先生が大分増えてきたという、クラブの指導ができないという、名前だけの担当の先生たちが増えてきた。やはりそういう意味で、本当にスポーツをやりたい子どもたちにとってみれば、そういうことが自分の学校ではできないから、やはりそういうところに入っていってできると。それは、とてもいいことだと思いますし、できれば、今のこれは多分文部科学省の問題なのでしょうけれども、そういう対外試合がやはりスポーツをだんだんやっていくうちに、やはり試合というレベルが上がってくると、よそと試合をしてみたいというのは、これはもう誰でも考えることですので、それがうまく対外試合ができるようなそういうシステムを区のほうとしても考えていただきたいと思いますし、これがもし何か障害があるようでしたら、それを取ることをぜひ区のほうでは推進していただきたいと思いますので、要望でございます。 ◆岡 委員 私も要望だけなのですけれども、体育館は、私が行ったときは結構雨が降っているときが多かったものですから、この雨の時期ですので、6月、7月と2,000人ぐらい外部から結構人が来るというイベントがあるので、その体育館は車寄せもあまりちょっと微妙にとれていなくて、雨が降ったときにどうやって帰ろうかと知らない人は思うと思うので、なるだけちょっとタクシーを多目に手配をしてもらうとか、バス便はさすがに増やせないと思うので、ちょっとそういう観光的なおもてなしの心をそこの観客の方にも与えていただきたいと思うのですが、そういう足回りというのは何か。もちろんこれは指定管理者のところだと思うのですけれども、何か対策はあるのですか。 ◎梅崎 スポーツ推進担当課長 体育館をごらんいただければわかるとおり、車寄せはあそこはないのです。当然、車で来られた方が地下駐車場に入っていただいてということだと思います。  ただ、駅の周りの集客とかそういうことを考えると、やはり梅屋敷の駅はすごく近いので、そちらをご利用いただきたいということと、ちょうどあそこは京急蒲田の連続立体の関係で、あそこは駅路ができるというところもあろうかと思うので、ちょうど多分道路を拡幅している計画があろうかと思うのです。  ですから、その計画にどういう形で乗っかっていけるかわかりませんけれども、そういう状況を見据えながら、今、岡委員からお話があったことも踏まえて、こちらとしては、状況を見守りたいと思います。 ◆岡 委員 そういう工事が云々は置いておいて、なるだけタクシーをイベントがあるから来ておいてという声をかけていただければと要望させていただきます。
    ○飯田 委員長 最後に、次回の委員会についてお諮りいたします。  次回の日程は、7月16日、火曜日、午前10時と決定します。  調査事件につきましては、本定例会最終日に議長宛継続調査要求書を提出することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○飯田 委員長 そのようにさせていただきます。  以上で、スポーツ観光推進特別委員会を閉会いたします。                午前11時52分閉会...